Apple Watch Ultra 2 ブラックチタン、黒い時計として。
Appleがウォッチに黒チタンを選んだのは、2024年のことだ。スマートウォッチとしてでなく、黒い時計として評価する。
G-Shockの黒いモデルは多い。その中でフルブラックを選ぶことの意味について。
G-Shockはカラーバリエーションが多すぎるブランドで、黒いモデルを選ぶだけでも無数の選択肢がある。
フルブラックと呼ばれるモデルは、ケース・ベゼル・バンドのすべてが黒で統一されている。黒文字盤に黒インデックスのモデルもあるが、それは文字が読みにくくなるのでそこまでは求めていない。外側が全部黒であれば、それで条件を満たす。
DW-5600シリーズは1987年のオリジナルデザインをほぼ踏襲している。
四角いケースは初期モデルから変わらず、BBと型番に付くフルブラックモデルはその形に徹底した黒を纏う。価格は1万円台で、G-Shockのラインナップの中では手頃な位置にある。
デジタル表示のシンプルさも好ましい。針のある時計は読みやすいが、G-Shockをファッションとして身につけるとき、デジタル表示のフラットな黒い面の方が主張を抑えられる。
20気圧防水、耐衝撃構造。
この性能は必要かと言われると、日常使いではほぼ関係ない。ただ、壊れる心配をしなくていい道具というのは、着けることへの障壁が下がる。雨でも気にしない、ぶつけても気にしない。その分、着けていることを忘れられる。
スマートウォッチに慣れると、腕時計が情報端末になる。
G-Shockはそうではない。通知も来ないし、体調も測らない。時刻を見る、タイマーを使う、防水である。それだけで成立している。この機能の少なさが、道具としての静けさにつながっている。
フルブラックを選ぶと、その静けさがさらに強くなる。時計を見るたびにデザインの主張を受け取るのではなく、必要な情報だけを確認する。余計なことをしない腕時計として、かなり信頼できる。
高価すぎないことも、この時計の良さだ。
気を遣わずに使える。雨の日、外作業、旅行、荷物の多い日。ぶつけても、濡れても、深く考えなくていい。時計に対して緊張しないで済むことは、日常ではかなり大きい。
黒い道具は傷や汚れを受け止められる方がいい。G-Shockはその条件に合っている。
G-Shockのフルブラックは、光沢とマットが混在していることが多い。
ケースがマットでバンドに光沢があるモデル、逆のモデル、全体的にマットなモデル。個人的にはマットで統一されているものが好きで、ベゼルとバンドが同じ質感で揃っているモデルを選ぶようにしている。
安くて、壊れなくて、黒い。三つ揃えば十分な道具がある。